体の悩み

高齢者が食事を食べない原因とは?適切な対処で食欲が出てくることも

高齢者が食事を食べない原因にはいろいろな要素があります。

寿命が来て、食べれなくなっているのであれば、自然に任せるしかありませんが、そうでなければ原因であることを解消していけば、また元気に食べれるようになるかもしれません。

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今回は、高齢者が食べなくなった時にどのような対処が必要なのかということやそうならない為にもどうしたらいいのか等を・・・

半年間、食べる事を拒否しつづけた叔母の体験を交えて書いていきたいと思いますので、何か参考にしていただければと思います。

 

高齢者が食事を食べない原因は?

高齢者が食事を食べなくなる原因として
一般的には次のことが言われています。

食べ物をうまく飲み込めない
何かの病気、体調不良
老化からくる身体機能の低下

薬の副作用
胃腸のトラブル
活動量の不足

歯の喪失でよく噛めなくなる
唾液量の減少
単純に口の中が汚れから

 

高齢者の場合、老化によって、若い頃には考えられないような要因が幾十とも重なって食べない原因になっています。

特にアルツハイマーなど認知症の人の場合、食べ物を認識できなかったり食べ方そのものを忘れていたり、

食事をするという概念自体が理解できなくなるという事もあるようです。

 

アルツハイマーのように脳が萎縮してくると食欲中枢や味覚の部分も衰えてきて、美味しいと感じることができなくなります。

脳機能が低下して、生きることそのものへの意欲がなくなると自然と食欲がなくなります。

食欲は生きることそのものです。

 

◆私の叔母は6ヶ月間、何も食べなかったのですが・・

私の叔母は今年90歳
3年ほど前からアルツハイマーを発症し
その後、施設に入所していました。

今年の1月頃から食事量が減っていき
3月半ば頃から全く食べなくなりました。
(食事を出しても拒否・・・)

ちょうど、発熱したこともあって、

かかりつけの医師から
一度、内臓の検査をしましょうと
いうことで検査入院をしました。

 

が、内臓には特に異常はなく、
担当医から・・・

「認知症の方は、食欲が増すか
反対に食欲がなくなるかのどちらかの
症状がでてくることがありますと・・」

「叔母様の場合は、無表情で、
反応もないので老衰かもしれませんね」

ということで、
そのまま長期入院となりました。

 

入院時には流動食がでていましたが
昼、夜、2回の点滴・・・

ほとんど点滴で
生き延びている感じでした。

病院は、3ヶ月おきに
変わらなければいけないので

次の病院に移動したのが
6月の終わりでした。

 

そこでも、まったく食べることなく
点滴だけで、余命が
尽きるまでということでした。

 

入院の際には、担当の医師も
何も食べなければ、3ヶ月程度か
という話をされ、覚悟をしていました

ところが、その病院に入院してから
1カ月ほど経ってから

「少しおりものの臭いがきついので
一度婦人科で診察していただけますか?」
ということで、

紹介された婦人科で診断を受けることに

 

そして、その検査で”萎縮性の膣炎”を
起こしていることがわかり、
治療をしてもらいました。

 

その後です・・・

 

なんと徐々に食欲が戻ってきたのです。

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流動食は出ていたのですが
ほとんど食べずだったものが
完食するようになり

看護師さんとも会話をするまでに

 

そして、それから1ヶ月経つと

特に悪いところはないということで

退院し再び施設に
もどることになりました。

 

老衰だから仕方ないと
言われていましたが
こんなこともあるんですね。

ただ、食事をほとんどとっていない
時期が半年間もあったので、

体力的にはかなりの
マイナスになりました。

 

もっと早く、食べれなくなった
原因がわかっていたら・・・

 

なかなか食べないときの対処法

本当に老衰であれば、自然に任せるのが一番ですが寿命があるなら適切な対応をすれば食欲が戻り、食事ができるようになるかもしれません。

 

1、お腹が空かないと食欲は沸きません。体はできるだけ動かすことが一番です。

 

2、歩ける人は歩く事、歩けない人は、手を上げたり下げたり軽い体操でも十分です。

 

3、食欲が沸くような彩のもの添えたり、箸が使いにくくなっているときには使い勝手がいいスプーンなどを用意してあげましょう。なるべく、五感をフル活用することが大切です。

 

4、口の中の衛生状態や便秘の有無をチェックも忘れずに

 

5、自分で食べることができれば自分の手を使って食べるようにさせ(自主性)

 

6、飲み込みが悪い場合は、飲み込みやすい形態のものにします。流動食の場合は、これは何といことを意識させることも大切です。

 

7、食事に手をつけない場合、どうしても介助が必要な場合は口元までもっていってあげましょう。

 

8、スプーンやフォークも使いづらかったら、手づかみで口にもっていける握り飯などもいいですね。

 

9、食事をするときの雰囲気、ムードづくりは凄く大事だと思います。反応がなくても声かけしてあげると内心は喜んでくれていると思います。

 

叔母の場合は(入院していた時)口から栄養をとらないと体が完全に参ってしまうと思っていたので、

食べやすさと栄養面からアイスクリームとプリンを持っていってたのですが、病院の食事は食べなくてもこの二つだけは食べていました。

 

もしかしたら、後に、食べるキッカケになったのかもしれません。

 

◆なかなか食べない時にやってはいけないこと

誤嚥性肺炎の危険があるので食事をしないことにイライラして無理やり口に入れようとするのはやめましょう。

口の中にいつまでも食べ物があるようなときは、口の中のものを一度出させて少しずつ食べさせてみましょう。

 

仕事でするなら心の状態をセーブできても、身内の場合はつい感情が出やすくなるので気をつけたいところです。

 

まとめ

今回は、高齢者が食事を食べなくなるのは、どうしてか?ということや叔母の体験談「寿命ですね・・」と言われてもそうでないことがあるという事。

そして、高齢者がなかなか食べない時に、どうしたらいいのかという対処法などをまとめてみました。

 

介護の仕事をしている人は、日ごろトレーニングをしているので、高齢者への接し方については、ある程度スキルができていると思いますが

親や兄弟を身内で世話をしなければならなくなった時には、前もっていろいろな事を知って準備をしておく必要があります。

 

高齢化がもっと進めば、面倒見切れないので自分達で診てくれって言われる時代が来そうな感じなので、その心づもりだけはしておいた方がよさそうです。

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